アバ医療宣教会とともに行ったメディカル・ボランティア
この度、2ヶ月前から準備していたメディカル・ボランティアが無事に終わりました^^3日間一生懸命努力したお医者さんを含め、見えない所でこのプロジェクトを熱心に準備してくださった多くの方々に感謝いたします。それではこれから皆さんにメディカル・ボランティアの一部始終をご紹介します。
いよいよ 9月 28日!
今日は19人のアバ医療宣教会が到着する日です。
待ち遠しい気持ちで、その方たちを出迎えるために空港に行きました。
遅い時間でしたがCIP職員を含めて教会の方々、そしてCIP教師のベニス先生、アイナ先生、サイ先生、コニー先生が来てくれました。^^
空港にアバ医療宣教奉仕団を歓迎する大きな垂れ幕もかけました。首にかけるきれいなお花のネックレスも作りました。
しばらくしたら、韓国から来る飛行機が空港に到着したというサインが表示され、無事に到着されました。
たくさんのシャッター音の中、歓迎のメッセージが入国ゲートいっぱいに溢れています。
“Welcome ABBA medical mission
association”
3日間、アバ奉仕団や現地教会とCIP英語学校がチームになってこのメディカル・ボランティアを成功させるつもりです。
最初の日程 - タブン(Tabun)での幸せ分け
朝早くからの日程でしたので、奉仕団が泊っている宿に行きました。
食事と朝礼拜が終わって、奉仕団の顔には長旅で積もった疲れよりは、
愛の伝道師として希望を与えるという期待感でいっぱいのように見えました。
今日のメディカル・ボランティアの場所はクラークから少し遠くにあるタブンという村です。
CIP英語学校からバスで30分ぐらいでその場所に到着しました。小さい村の入口にはアバ奉仕団を迎えるプラカードと多くの村人が私たちを歓迎してくれました。
村に到着するやいなやすぐに行動を開始し、すぐに患者を診るために診療所を設営して医薬品を準備します。
その間、診療所の外では長期間患っているであろう皮膚病がある子供が元気なくお母さんに抱かれていました。
子供の皮膚病がひどくて毎晩寝る事ができず泣いてばかりいるのに、お金がなくて病院へ行くこともできないと言われました。
痛がる子供を見る親の心は本当につらいと思います。
ここに集まったすべての方々が一人ずつ何かしらこういった切ない事情を抱えているの
でしょう。
さあ! 準備が終わって、患者を診察する時間です。
医師1人とCIPの教師ボランティア1人がペアになって、CIP教師が通訳をする事にしました。
一方、症状によって患者を案内するのはCIPの学生ボランティアの仕事です。
首の後ろの傷からうみを絞り出す間に泣いている子供。
ボランティアたちが、子供が動かないようにぎゅっと抑えている間、
先生が迅速正確に治療を終わらせて包帯を巻いてくださいました。
お母さんがよく我慢した娘をぎゅっと抱きしめています。
人間は広大な宇宙の中で小さな点に過ぎない存在です。そのなかで、優劣はないですね。
膝が痛いと尋ねて来た患者です。どう治療するのでしょう。
注射を打つのが怖いという患者さん。先生は大丈夫ですよと優しく患者を安心させていました。
愛を分けることは同情ではなく、愛をくれた人と受けた人が共に幸せになる方法です。*^^*
今日一番忙しかったのは歯科の先生でした。>_<
歯磨きをろくにしなかったために歯の状態が悪い患者がほとんどでした。
最後まで歯科の前に並んだ列が途絶えることはありませんでした。
しかし、先生たちは汗を流して苦労しても明るく笑っていました。
そして、先生がメディカル・ボランティアを終えてバスに乗っていた際に話していたことが心に残っています。
“本当に優しい心で奉仕しないなら、単純に労動をするのみです”
今度は眼科の方で順番を待っている患者が目立ちます。
ところで患者の目の上に何かの器械がありますが、一体何でしょうか?
診察が終わって先生に患者の症状を聞いてみました。
病名は白内障でした。状態がひどいので本当は手術が必要な患者なのだそうです。
ただ先生も、見守る人々も切ないです。
海外医療奉仕団と現地医療機関が協力して患者たちが現地で
メディカル・ボランティアの診療を受けることができるようにすることが私の希望です。
少しずつ患者の数が減り先生たちもやっと一息つけるようになりました。
初めは恥ずかしくて人見知りしていた子供達も、いつの間にか手をつないで外にでて遊ぼうと誘ってきます。
本当に写真を撮られることが好きなんですね^-----------------^
写真! 写真! と言いながらカメラの前で笑顔を見せる子供達が
とてもきれいでこちらも思わずほほ笑んでしまいました。
こんな風に子供達と写真を撮って時間を過ごしていた間に、宿に帰る準備が終わりました。
最後までさよならと言いながら手を振ってくれた子供達の声がまだ耳元残っています。
2日目の場所は月に一度CIPからボランティアに行く場所! アイタ村です。
今日もアバ奉仕団を待っている方々のことを思ったら準備する手も自然に早くなります。通訳をしてくださるCIPのフィリピン人の教師たちとボランティアたちも準備が整いました。さあ、それでは今日の目的地に出発します!!
前にも皆さんにこちらでアイタ祭りを通じ紹介したことがありますが、アイタ(Aeta)はフィリピン、ピナツボ山に住んでいる少数民族です。自給自足で生きているこの地の人々は、フィリピン産業化によってますますフィリピン内で生きる場所を失っており、政府の特別な保護もなしに、貧困に苦労して生きています。しかし、様々なところから、希望の手が届いて、多くの現地韓国人教会と奉仕団体が一緒にここをよりいいところにするために努力しています。
アイタ村に到着しました! アイタ教会には大勢の人々が来ていました。
さあ、今日も一全力を尽くします!
診療が進行している中、一角で大勢の人々が何かを見物していますね??ちょっと見てみると、漢医師が針を打っていました。韓国の針治療を見たことのない人々が老若男女をかかわらず不思議そうに見物していますね。見物人に一度韓国の針治療を受けたらどうですか?と聞いてみると、受けたくないと言われてしまいました。
それではボランティアたちは何をしているのでしょうか?^^ かわい子供達が長い列を作っています。その中で子犬の風船を持って飛び出してきた子供の姿がその理由を語っています。子供達のためのびっくり風船アートのイベントだったんですね。あちこちで集まってはしゃいでいる子供達に気が参ってしまいそうになりますが、、それでも楽しそうな子供たちの笑顔を見られる、というのはいいですね。
診療が終わった子供達がベンチに座ってお互いに頭を結い合いながら遊んでいますね。そうして1人2人と集まって来た子供達がドロシーさんと一緒にギターの音に合わせて歌を歌っています。
大きな声で歌う子供達の和音がとっても良かったです。観衆の前だからでしょうか、とても熱心です。先生たちも一緒に拍手をしながら子供達と一緒に楽しみました*^^*
メディカル・ボランティアもほとんど終わりに近づきました。疲れた体はますます重く感じます。
しかし、心だけは羽毛のように軽い理由はなぜでしょうか? 愛を分けることは、幸せへの鍵になります*^^*
最後の日まで私たち皆で力を合わせます!
今後もCIPでは多くの学生と教師そして奉仕団体とともにフィリピンでボランティアをしていくつもりです。英語の勉強とボランティアが一緒にできるところ、それはCIP英語学校です。
0 件のコメント:
コメントを投稿