[フィリピン留学] IELTSは本当に役に立つのだろうか?

IELTSはBritish CouncilとIDP主催の世界的な英語の検定の一つです。試験ではスピーキング、リスニング、ライティング、リーディングの4つのスキルがテストされます。IELTSの最大の特徴はスピーキングテストが面接官とマンツーマン方式で行われるという点です。全面接官が共通の配点方式に則って客観的に受験者を評価するシステムはたいへん素晴らしいです。 TOEICが主流にも関わらず、なぜIELTSの受験者は増加しているのか? 中国・台湾・韓国・ベトナム・ロシアなどでIELTSはTOEIC・TOEFLよりもさらに主流な試験になっています。なぜなのか?それは、IELTSが何より“実生活中心の英語”だけを取り扱っているからです。スピーキング部門のテーマも日常生活と関連したトピックを扱っており、リーディング部門もまた、TOEIC・TOEFLのものとは違います。ライティング部門ではMSNメッセンジャーのチャットで見られるような内容も登場します。 IELTSコースを受講することだけでも実際の英語能力は向上します。海外留学で一般英語(ESL)コースを受講する予定であっても、留学の緊張感を維持するために、また初心を失わないためにIELTSコースを申し込む人が増えてきています。 IELTSは将来に役立つのか？ IELTSの認知度は、多くの国内日本企業や特定団体にとっていまだに低いのが現状です。 しかし英語試験として十分に価値があり、昨今、より多くの人がIELTSスコアが高ければ実際の英語力もまた高いということに同意しはじめています。近い将来、IELTSが社会的に広く認められる可能性は想像に難くないでしょう。 TOEICスコアとIELTSスコアを比較 IELTSの点数は最低が0点で最高が9点です。 0.5点配点もあり、例えば3.5点や4.5点になり、結果が同じ点数になることもあります。  ESL(一般英語)レベルを基準として予想されるIELTS点数は下記のとおりです。TOEICのスコアも併記し比較をしています。 英語 レベル IELTS点数 予想TOEIC点数 中上級 (upper-intermediate) 6.5 ~ 7 850 ~ 960 中級 (intermediate) 5 ~ 5.5 700 ~ 800 中初級 (pre-intermediate) 3.5 ~ 4 490 ~ 600 初級 (elementary) 2.5 330 ~ 390 ビギナー (beginner) 1.5 180 ~ 240 英語レベルが中初級の場合、IELTSスコアは3.5～4点程であり、TOEICでは490～600点程度の点数だと考えられます。3ヶ月間IELTSコースを履修した場合、5～5.5点を取得することが可能と考えられます。 IELTSコース受講に求められるレベルとは? IELTSはTOEICよりも更に高いレベルが要求されます。 TOEIC試験にはないスピーキング、ライティングがあり、ライティングパートのレベルも若干難しくなっています。 一般的に中初級(pre-intermediate)レベル程度は必要だと考えられていますので、IELTSコースを扱う語学学校では一定以上のレベルがなければ受講不可という条件レベルを設けています。 IELTSの学習によって実際の英語力は本当に上達するのか? 上達します。IELTSはすべてのパートが実生活に関係したトピックと語彙を扱っており、その中でもスピーキングパートの大部分は「人生」「家族」「未来」「動物」「旅行」といった実生活に直結したテーマを取り扱っているからです。スピーキング能力向上とともに注目すべき部分は、ライティング能力も驚くほど向上するという点です。一般的な英文Eメールや英語ビジネスメール、MSNメッセンジャーでのチャットなど、IELTS5.5レベルでもこれらの英文を流暢に書くことができるようになるため、ライティング能力はESLと大きな差がでます。 IELTSの学習期間はどれほどで、どこの学校で学ぶべきなのか？ IELTSコースは試験準備コースです。従って5ヶ月も6ヶ月も履修をするのは時間的・費用的な浪費であり不必要です。研修期間が長いと、制限された期間内に目標を達成しようとする気持ちがなくなってしまうことも問題です。IELTSコースは最短8週間から、最長でも12週間の受講が望ましいでしょう。(3カ月以内にコースを修了しなくてはならないということです！) IELTSコース受講に際して実力が足りないと思われる場合、まずESLコースで文法・語彙・発音などのすべての分野を学んだ方が良いでしょう。その場合はご自身の留学費用や希望滞在数を優先させるものの、やはり最長12週間という期間内におさめる方が良いと考えられます。 欧米圏の大学入学をお考えであれば、大学や高等教育機関への出願のためのアカデミックモジュールの受験が必要になります。英米やオーストラリアで大学入学をしようとする場合、単純な点数上昇ばかりが重要なのではなく、授業以外にも現地で進学相談や入学手続をしなければならないからです。大学入学はその大学の現地提携語学センターを通じて行うと良いでしょう。欧米圏のIELTSを取り扱う語学学校の中であれば、おすすめはオーストラリアとイギリスです。アメリカ、カナダ、ニュージーランドにも取り扱っている学校は多くありますが、ノウハウと評判においてはオーストラリアとイギリスがより高い評価を得ています。欧米圏は学校数が多いため、学校名の紹介は割愛いたします。 オーストラリアへの短期留学や移住を考えている方にはフィリピンにある語学学校でIELTS専門コースを受講することをおすすめします。スピーキング試験自体がマンツーマン方式のIELTSと、マンツーマン授業を主とするフィリピンの語学学校の方式は似ています。セブ地域のSME、English Fella、CIA、バギオ地域のHELP、CNS1、CNS2、CNS4、クラーク地域のCIPがおすすめの学校です。各学校によりスケジュールや運営方法、何名の講師がつくかなどが異なるため、ご自身に合う学校を選ぶことが可能です。   成功するフィリピン留学　　フィリピン学校選び方　　人気フィリピン学校　　フィリピン留学体験談　　フィリピン留学　地域　　フィリピン留学　講師　　おススメフィリピン学校　　フィリピン留学　準備　　格安留学　　値段安い留学　　フィリピン留学　　フィリピン英語学校　　セブ留学　　マニラ 留学　　TOEICコース　　TOEFLコース　　ジュニア留学　　親子留学　　マン ツー マン